低用量ピルやアフターピルは、産婦人科などの対面診療またはオンライン診療で処方してもらえますが、スムーズな受け取りができた方が安心しますよね。
そこでピーチベルクリニック事業開発部では、産婦人科でピルだけもらう方法・診療なしで処方する流れを調査しました!
- 産婦人科でピルだけもらうことはできない
- 医師の診療を受けた上でアフターピルや低用量ピルは処方(産婦人科でピルだけもらうことはできない)
- アフターピルや低用量ピルは薬局での販売はされていない
- 産婦人科や複数回の処方も例外ではなくピルだけもらうことはできない
- 産婦人科でピル処方をする流れ
- 産婦人科でピルだけもらうことができない状況の対処法
- 対面診療で医師のカウンセリングを受ける
- オンライン診療ならスマホだけでスムーズに処方してもらえる
- 関連記事アフターピルおすすめ6選【2024年版】オンラインで緊急避妊薬を安全に買えるのは?
産婦人科でピルだけもらうことはできない
最初に結論を紹介すると、2024年10月時点では産婦人科でピルだけもらうことはできないです。
産婦人科で低用量ピルまたはアフターピルの処方をしてもらうためには、問診の回答・医師のカウンセリング診療を経て処方箋の発行をする必要があります。
- 産婦人科でピルだけもらう診療は対応していない
- 産婦人科なら医師の診療が必須条件になる
- 低用量ピルの場合は複数シートのまとめ買いが可能
一方で、産婦人科でピルだけもらうことはできなくても、オンライン診療なら自宅にいてもスマホだけでスムーズに処方してもらえるメリットが特徴です。
医師の診療を受けた上でアフターピルや低用量ピルは処方される
産婦人科でアフターピルや低用量ピルの処方をしてもらう流れは、事前予約(緊急性が高いアフターピルの場合は予約なしも相談可)と問診・医師の診療を経て処方してもらえます。
混雑状況で異なりますが、待ち時間や診療時間を考慮すると、2時間以内にピル処方までできる流れが目安です。
- 産婦人科の事前予約や問診に回答する
- 医師のカウンセリング診療で適切な服用方法を確認する
- 処方箋をもとにピルの購入
対面診療の場合は産婦人科などの診療時間に合わせる必要がありますが、直接相談ができることで、はじめてピルの服用をする人でもメンタル面のケアがしやすい点がおすすめです。
一方で、産婦人科でピルだけもらうことは対応していないため、急いでアフターピルや低用量ピルの処方をしたい状況であれば受付で相談してみると良いでしょう。
アフターピルや低用量ピルは薬局での販売はされていない
産婦人科ではピルだけをもらうことはできないですが、政府で2023年11月以降、一部の薬局でアフターピルの試験販売を開始しました。
試験販売の対象者は以下のとおりです。
- 緊急避妊薬(アフターピル)を購入・服用を希望し、研究参加同意ができる人
- 16歳以上の女性かつ本人(身分証の提示が必須)
- 未成年(16歳~17歳)は、本人と保護者などの同意が必要(薬局への同伴が必須)
※参照:公益社団法人日本薬剤師会
とはいえ、産婦人科でピルだけもらえないことと同様に薬局でも通常販売はされておらず、試験販売に同意するかつ一部のみ販売になるため条件面から当てはまらない可能性があるでしょう。
一方で将来的に緊急性の高いアフターピルは薬局などで購入できる可能性はありますが、低用量ピルの販売は2024年10月時点では検討されていません。
産婦人科でピルだけもらうことができないわけではなく、身近な場面でのピル購入はできないと覚えておきましょう。
産婦人科や複数回の処方も例外ではない
すでにピルの処方経験がある状況でも産婦人科でピルだけをもらうことはできず、医師のカウンセリング診療が必須条件になります。
第二十条 医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方せんを交付し、自ら出産に立ち会わないで出生証明書若しくは死産証書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない。但し、診療中の患者が受診後二十四時間以内に死亡した場合に交付する死亡診断書については、この限りでない。
医師法第20条
一度医師のカウンセリング診療を受けた経験があって時間がない状況であれば、アフターピルだけの受け取りを希望する人もいますが、処方箋が必要とされるアフターピルは医師法によって禁止されています。
アフターピルの処方経験があっても、産婦人科では医師のカウンセリング診療が必須条件になると覚えておきましょう!
※処方箋なしでアフターピルの処方ができる産婦人科は違法性が予測できるため、利用を控えましょう。
産婦人科でピル処方をする流れ
産婦人科でピル処方をする流れは決められており、低用量ピル・超低用量ピル・中用量ピル・アフターピルの種類は問わず、共通なフローになることが一般的です。
産婦人科の診療時間に合わせて、Webまたは電話予約を取ります。
予約なしでピル処方の相談も対応している産婦人科もありますが、予約をした方がスムーズにピルの処方をしてもらえます。
ピル処方を受ける前に問診の回答をする流れになっており、あなたの状況を産婦人科側が理解するようにします。
問診では正しい情報を提出することで、カウンセリング診療がスムーズに進むでしょう。
産婦人科でも医師のカウンセリング診療は必ず行われます。
カウンセリング診療では、ピルの効果や副作用・正しい服用方法の説明を受けます。
ピルが処方された後は、適切な方法で服用します。
副作用や不安なことは医師に相談して、ピル服用後のトラブルを防ぎましょう。
産婦人科でピルだけもらうことができない理由
産婦人科でピルだけもらうことができない理由は3つです。
- ピルの目的が分からない人が多い
- 適切なピルの服用方法が理解できない可能性
- 事件性やトラブルの発覚が遅くなるリスク
ピルの処方方法が分からなくて悩んでいたら、3つの理由を確認して、あなたの生活環境にピッタリな方法で相談しましょう。
ピルの目的が分からない人が多い
1つ目の産婦人科でピルだけもらうことができない理由は、ピルの目的を理解していない可能性があるためです。
低用量ピルやアフターピルの服用は、普段から避妊対策をすることと緊急性の高い避妊が主な目的で異なります。
例えば、アフターピルの代わりになるものはなく、目的に合わせて正しい方法に準じた服用が求められるため注意が必要です。
低用量ピルは継続的な服用で避妊対策ができるとされているため、アフターピルの代わりとして緊急性の高い避妊ができるわけではありません。
産婦人科でも医師のカウンセリング診療がないとピルの正しい理解ができない可能性があるため、ピルだけもらうことはできない1つの理由になるでしょう。
適切なピルの服用方法が理解できない可能性
2つ目の産婦人科でピルだけもらうことができない理由は、適切なピルの服用方法が理解できない可能性があるためです。
ピルは正しい服用方法をすることで効果が期待できますが、「とりあえずピルの量を増やせばいい」というわけではありません。
基本的には、低用量ピルは1日1錠・アフターピルは性交後72時間以内に1錠のみの服用が推奨されており、医師のカウンセリング診療がないと服用方法の問題で副作用が生じるリスクが想定できます。
低用量ピル | 1日1錠ずつ継続的に服用する |
---|---|
アフターピル | 性交後72時間以内に1錠服用する |
ピルは錠剤の服用量を増やしても効果が高まるわけではなく、医師のカウンセリング診療のもと、正しい方法で服用することが重要です。
産婦人科でピルだけもらえる状況になると服用方法の混乱から、副作用や効果の観点でも対応していないと予測できます。
ピルの副作用やリスク・効果面を正しく理解した上で服用しないとトラブルが生じる可能性が高いです。ピルも少なからず身体の負担がかかることを覚えておきましょう!
事件性やトラブルの発覚が遅くなるリスク
3つ目の産婦人科でピルだけもらうことができない理由は、事件性やトラブルの発覚が遅くなるリスクがあるためです。
ピルが必要な人の中には事件性やトラブルに巻き込まれた状況も想定できますが、産婦人科でピルだけもらうことで発覚が遅くなるリスクが高まります。(参照:警視庁「産婦人科ができること」)
- 産婦人科でピルだけもらえると事件性の発覚が遅くなる可能性
- 緊急性が高いアフターピルの正しい服用方法ができないリスク
- 性感染症の対策や検査の遅延
中にはアフターピルの服用が前提としてコンドームの使用をしない人もいますが、ピルの服用をしても性感染症を防げるわけではないです。
事件性やトラブルを防ぐために、2024年10月時点では産婦人科でピルだけもらうことはできないと予測できます。
産婦人科やオンライン診療で医師に相談すれば、ピルが必要になった経緯や状況の相談がしやすいです。一人で悩みを抱え込まずに相談できる環境を見つけることも重要ですよ!
産婦人科でピルだけもらうことができない状況の対処法
産婦人科でピルだけもらうことができない状況ですが、スムーズに処方してもらう方法は2つです。
ピルの処方経験がなくて、「どうすればいいか分からないし、誰にも相談できない…」と悩んでいたら対処法を参考にしてみましょう!
対面診療で医師のカウンセリングを受ける
対面診療は医師のカウンセリングを受けることもできるため、直接ピルが必要な状況を相談できるメリットが特徴です。
産婦人科でピルだけもらうことはできないですが、性感染症や副作用・効果の相談がしやすく、メンタル面のケアがしやすい環境が整えられていることがおすすめになります。
一方で、産婦人科などの診療時間に合わせて通院する必要があるため、スケジュール調整が難しい状況であれば相談するタイミングが合わない可能性があるため注意が必要です。
- 医師に直接会って相談した方が安心できる
- かかりつけの産婦人科がある
- カウンセリング診療時間に予約が取れる
緊急性の高いアフターピルなら優先的な診療を相談可能
産婦人科などの対面診療は予約・混雑状況で待ち時間が長くなることも想定できますが、緊急性が高いアフターピルの処方は優先的に診療対応をしてくれる場合があります。
アフターピルは低用量ピルとは異なり、性交後72時間以内の服用が推奨されているため、待ち時間が長いと間に合わなくなるリスクがあります。
産婦人科によっては待ち時間なく処方してもらえる場合もあるため、事前予約や受付で相談してみましょう!
オンライン診療ならスマホだけでスムーズに処方してもらえる
オンライン診療は、自宅にいてもスマホだけでスムーズにピルの処方をしてもらえるため、外出する時間がない人や知り合いとバッタリ遭遇することに抵抗を感じる人におすすめです。
ピルは自由診療になるので保険証の提示は必要なく、本人確認ができる身分証があれば医師のカウンセリング診療を受けられます。
オンライン診療の方法は、ビデオ通話・電話・チャットのいずれかから希望できますが、外出する必要がなくポスト投函で配送されるため、仕事や学業で忙しい人向けのサービスです。
低用量ピル処方におすすめオンライン診療
ピーチベルクリニック事業開発部が紹介している低用量ピル処方におすすめオンライン診療は8種類ですが、長期的な服用を考えているなら定期コースだと初月無料になるメデリピルがおすすめです。
ピルオンライン | 低用量ピル | 超低用量ピル | 診療料 | 配送料 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
メデリピル | 初月無料 ※3回目の受取必須 12シート:1シートあたり1,963円 ※9/30まで | 5,940円〜 | 無料 | 低用量ピル・超低用量ピル:550円 | 24時間受付 |
エニピル | 2,563円~ | 4,510円〜 | 無料 ※システム利用料2,200円 | 385円 | 10:00~24:00 |
ピルマル | 1,946円〜 | 3,107円〜 | 無料 | 550円 | 10:00〜22:00 |
スマルナ | 1,963円〜 | 3,163円〜 | 1,500円 | 無料 | 24時間受付 |
Oops WOMB | 2,420円〜 ※定期便の場合 ※はじめの2シート半額 | 4,785円〜 ※定期便の場合 | 無料 | 500円 | 10:00〜22:00 |
マイピル・オンライン | 2,849円~ | なし | 診療料:1,650円 再診料:550円 (定期便・おまとめ処方は無料) | 550円 (おまとめ6ヵ月処方は無料) | 24時間受付 |
※オンライン診療のピル価格・診療料・配送料はキャンペーン等で変更される可能性があるため、詳しくは公式サイトで確認をお願いします。
低用量ピルは1ヶ月以上の服用が推奨されているため、副作用やトラブルが生じた場合でも相談しやすいオンライン診療サービスがおすすめです。あなたがスムーズに相談ができるオンライン診療サービスを選びましょう!
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アフターピル処方におすすめオンライン診療
ピーチベルクリニック事業開発部が紹介しているアフターピル処方におすすめオンライン診療は5種類ですが、急いで服用をしたい場合は24時間診療をしているソクピルがおすすめです。
オンライン診療 | 診療 | 120時間 アフターピル | 72時間 アフターピル | 受付 | 診療料 | 配送料 |
---|---|---|---|---|---|---|
ソクピル | 24時間 ※医師が待機中 | 16,500円 | 8,800円 | 24時間 | 無料 ※システム利用料3,630円 | 825円 ※エクスプレス便は9,900円 |
スマルナ | 9:30~18:30 (土曜日は午前中のみ) | ー | 9,480円 または 11,700円 | 24時間 | 1,500円 | 無料 |
マイピルオンライン | 8:00〜21:00 | 10,978円 | 10,978円 または 12,078円 | 24時間 | 診療料:1,650円 再診料:550円 | 770円 |
イースト駅前クリニック | 要確認 | ー | 12,000円 または 15,000円 | 要確認 | 要確認 | 要確認 |
※アフターピル処方のオンライン診療に関する情報は公式サイトで詳しく確認しましょう。
緊急性が高いアフターピルは、スムーズに相談ができるオンライン診療サービスがおすすめです。あなたの状況と比較して、まずは医師に相談しましょう!
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産婦人科でピルだけもらうことに関する知恵袋の口コミ
産婦人科でピルだけもらうことに関する知恵袋の声や質問は多数出ており、はじめて処方してもらう場合は参考にしてみると良いでしょう。
知恵袋の声は全て正しい情報ではなく、悩みを相談する場として確認すると良いです。ピルの正しい服用方法や副作用・効果は医師に相談してみましょう!
産婦人科でピルだけもらうことに関する注意事項や知っておきたいこと
産婦人科でピルだけもらうことに関する注意事項や知っておきたいことを紹介します。
はじめてピルの処方相談をする場合は、スムーズな処方をしてもらうためにあらかじめ注意事項を確認しておきましょう。
産婦人科でピルだけもらえますか?
産婦人科でピルだけをもらうことはできず、医師のカウンセリング診療が必須条件です。
服用時間に制限があるアフターピルの処方相談をする場合じゃ、産婦人科の事前予約や受付で伝えて、優先的な処方をしてもらうようにしましょう。
産婦人科ならピル処方は保険適用になりますか?
ピルは自由診療になるため、保険適用はされません。
一方で、超低用量ピルで治療を目的にする場合は保険適用される可能性はあるため、詳しくは医師に確認しましょう。
産婦人科でピルだけもらうことができない理由はなんですか?
産婦人科でピルだけもらうことができない理由は3つ挙げられます。
- ピルの目的が分からない人が多い
- 適切なピルの服用方法が理解できない可能性
- 事件性やトラブルの発覚が遅くなるリスク
将来的には変わる可能性はありますが、2024年10月時点では産婦人科でピルだけもらうことはできないので注意しましょう。
産婦人科の診療時間に間に合わない場合はどうすればいいですか?
産婦人科の診療時間に間に合わない場合は、早朝や夜間まで診療対応しているオンライン診療がおすすめです。
オンライン診療なら自宅でピル処方の相談ができるため、スキマ時間を活用してスムーズに処方してもらえるでしょう。